和歌山市、今年度の文化表彰式開く
2022年12月27日 17時30分
今年度の和歌山市文化表彰の表彰式がきょう(27日)行われ、文化の向上の発展に寄与した人に贈られる文化賞に、歴史学者の小山譽城(こやま よしき)さん72才が選ばれ表彰されました。表彰式は和歌山城ホールの大会議室で行われ、尾花正啓市長が出席した受賞者や団体に賞状を贈りました。文化賞を受賞した小山さんは徳川御三家の研究などに尽力し、「徳川将軍家と紀州徳川家」などの書物があります。自治体の歴史を記した書物の編纂にも尽力したほか、県の古文書調査員なども務め歴史学の発展に貢献したことが評価されました。このほか文化功労者を受賞したのは、有吉佐和子さんの長女で作家の有吉玉青(ありよし たまお)さん59才と洋画家で洋画教育にも尽力した岡﨑由美子(おかざき ゆみこ)さん78才です。また文化奨励賞を受賞したのは、芝居やドラマの台本の作成などに取り組んでいる木ノ下裕一(きのした ゆういち)さん37才と和歌山フラメンコ協会です。