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「社会を明るくする運動作文コンテスト」表彰式

2022年12月26日 16時27分

社会

今年度(2022年度)の「社会を明るくする運動作文コンテスト」の表彰式が、きょう(26日)午後、和歌山市二番丁(にばんちょう)の和歌山地方合同庁舎で開かれ、受賞した小・中学生に表彰状が手渡されました。

表彰式のもよう(12月26日・和歌山地方合同庁舎)

コンテストは、犯罪や非行の防止、更生保護行政への理解を目的に、全国の小・中学生が、日常生活をもとに、犯罪や非行のない地域づくりなどへの思いをつづった作文を審査するもので、1993年度から始まり、今回で30回目となります。

小学生の部・最優秀賞の丸山清良さん
中学生の部・最優秀賞の稲葉すみれさん

今回、和歌山県からは6956点の作文が応募され、最優秀賞に、小学生の部から和歌山大学教育学部附属小学校4年の丸山清良(まるやま・せいら)さん、中学生の部から県立桐蔭(とういん)中学校3年の稲葉(いなば)すみれさんら22人が入賞したほか、学校賞に、白浜町立白浜第二小学校と日高川(ひだかがわ)町立丹生(にう)中学校の2校が選ばれました。

社会を明るくする大使賞の大内栞奈さん(右)

また、社会を明るくする大使賞に輝いた串本町立橋杭(はしぐい)小学校5年の大内栞奈(おおうち・かんな)さんには、長年「社会を明るくする大使」を務める和歌山市出身の落語家・桂枝曾丸(かつら・しそまる)さんから、表彰状が授与されました。

桂枝曾丸さん(右)と記念撮影する和田希良々さん(左)

さらに、小・中学校の部で最優秀賞と優秀賞を受賞した6人は全国審査に進み、橋本市立高野口(こうやぐち)小学校6年の和田希良々(わだ・きらら)さんが、全国保護司会連盟理事長賞を受賞しました。希良々さんは「作文をきっかけに犯罪や非行を考えるようになりました。ママは良かったねと言ってくれました」と喜びを語りました。

和歌山保護観察所の奥田幸生所長

和歌山保護観察所の奥田幸生(おくだ・ゆきお)所長は「犯罪や非行のない明るい地域社会をつくるにはどうすればよいか、みんな自分の言葉でしっかりと表現していた。これからも引き続き考えて欲しい」と講評しました。

表彰後の記念撮影

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