和歌山市議会12月定例会閉会
2022年12月22日 18時51分
和歌山市議会の12月定例会の本会議がきょう開かれ、提案された予算案が可決されるなど提案された議案の審議を終え閉会しました。
可決された議案は新型コロナウイルス感染症対策としてワクチン接種を進める予算や、基金を活用し新型コロナウイルスの対応に当たる医療従事者への慰労事業費などがあります。また原油価格の高騰で和歌山市の斎場や、市営の浴場、ごみの回収事業で使用する燃料の上昇分を補填するなどします。
このほか貴志川線の運行を支援するため、設備改修事業を県や紀の川市とともに行う事業費も計上されています。
また追加提案された和歌山市立の小学校に通う児童の3学期の給食費を無償にすることや、今年(2022年)4月以降に出産したり、妊娠して市の面談を受けた市民に、それぞれ5万円を支給する事業も可決しました。
このほか今月(12月)9日以降一定の省エネ基準を満たしたエアコンや冷蔵庫を買い替える場合に1世帯当たり、それぞれ1台まで、1台当たり購入金額の半額相当、最大5万円を補助することにしています。補助は、市内の店舗で購入した製品に限られます。省エネ家電補助は来月5日から3月15日まで申請を受け付けますが予算がなくなり次第締め切ります。
和歌山市の尾花正啓市長は、閉会の挨拶で、市の脱炭素社会に対する取り組みを進めることや子育て世帯の支援に取り組む決意などを述べ元気な和歌山市の実現に取り組む決意を述べました。