【新型コロナ】3人死亡・954人確認・県内最多13件クラスター
2022年12月20日 19時02分
和歌山県は、きょう(20日)県内であらたに、0歳児から90代以上までの男女あわせて954人が新型コロナウイルスに感染し、感染者3人が死亡したことを明らかにしました。
感染者数は前の週の同じ曜日より9人減りましたが、きのう(19日)よりは20人増えています。また、きょうあらたに1日としては県内最大となる13件のクラスターが認定されました。
このうち、和歌山市では介護老人保健施設で32人、病院で30人、新宮保健所管内の運動クラブで10人の感染がそれぞれ確認されたほか、海南・湯浅・御坊・岩出の各保健所管内の病院や診療所、障害者支援施設、学校などでもクラスターが相次ぎ、累計のクラスターの件数は896例となっています。
一方、きょうまでに死亡が確認されたのは、和歌山市の80代の男性と橋本保健所管内の90代の女性、それに岩出保健所管内の70代の男性の3人で、県内の累計の感染者数は、死亡した338人を含め、17万6936人です。
人口10万人あたりの直近1週間の感染者数は、県全体が879・7人で、前日より1人減りました。
現在入院しているのは266人で、346床あるコロナ用病床の使用率は76・9%となっています。入院患者のうち、酸素投与を受けているのは60人、国基準の重症患者は8人です。
一方、患者の発生届と陽性者の登録者数はあわせて1244人で、居住地の保健所管内別では、和歌山市が403人、田辺が190人、岩出が160人、湯浅が120人、御坊が102人、海南が101人、橋本が96人、新宮が72人となっています。