高野山で今季初の真冬日、各地で雪
2022年12月18日 17時36分
強い冬型の気圧配置となったきょう(18日)の和歌山県は、各地で厳しい寒さとなり、中でも、高野山では、この冬初めて、最高気温が0度を上回らない「真冬日(まふゆび)」となりそうです。
和歌山市では、未明に初雪を観測し、県北部の山間部では雪景色となりました。その後、日中にかけても、平野部も含め、県内各地で雪が降ったり、舞ったりしました。
標高800メートルの高野町高野山では、この日、午前0時すぎに観測した氷点下1・4度が最高気温で、日中にかけて気温が下がり、午前11時すぎに、氷点下5度まで下がりました。その後、氷点下4度台に戻りましたが、午後4時を回って、さらに気温が下がってきました。高野山では、この日、今シーズン初の真冬日となりそうです。
アメダスの観測で各地の気温をみると、田辺市龍神(りゅうじん)や有田川町清水(しみず)といった山間部は、朝、氷点下まで下がったあと、日中に、0度を上回りましたが、夕方になって再び氷点下になってきました。
今朝は、和歌山市でも2・1度、串本町潮岬で4・4度と、ともに平年より3度ほど低く、日中は平年を6度ほど下回る真冬並みの寒さとなりました。そして、各地とも、夕方から夜になって、さらに気温が下がってきています。
この寒さは、あす(19日)、あさって(20日)と続きそうで、山間部では、さらに、数センチの積雪となるところもありそうです。