和歌山県内の農林水産業の振興や発展に貢献した優れた個人や団体を表彰する、今年度（２０２２年度）の和歌山県農林水産業賞の表彰が、きょう（１２月１日）和歌山県庁の正庁(せいちょう)で行われました。

表彰は、農業・林業・水産業・地域づくりの各部門からあわせて個人１３人と１団体が選ばれ、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事から表彰状と楯が授与されました。

仁坂知事は、祝辞のなかで「県内の農林水産業では、担い手不足や耕作放棄地の問題、長期化するコロナ禍などの問題に直面するなか、豊富で卓越した見識を持つ受賞者の皆さんには、今後もなお一層の力添えを頂きたい」と述べました。

受賞者を代表して、耕作放棄地の解消や担い手確保に尽力した、元・橋本市農業委員会会長の土井清美(どい・きよみ)さんが「今回の栄誉を励みとし、知力・体力・気力をもって、これからも農林水産業の振興と発展のため、それぞれの活動で精進します」とお礼を述べました。