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第31回暴力追放県民・市民大会 個人・団体を表彰

2022年11月25日 17時45分

社会

暴力や犯罪のない安全で安心して暮らせる和歌山県の実現を目指す「第31回暴力追放県民・市民大会」がきのう(11/24)、和歌山市で開かれ、長年、暴力追放の取り組みを行ってきた個人や団体が表彰されました。

これは、和歌山県と和歌山市、県警察本部と公益財団法人・県暴力追放県民センターが主催したもので、和歌山城ホールの小ホールで開かれた大会では、主催者として挨拶した県警察本部の山﨑洋平(やまざき・ようへい)本部長は、「暴力団を巡っては、6代目山口組と神戸山口組の対立が続き、和歌山県内でも分裂に伴う抗争事件が2件発生していて、全国の火種がいつ飛び火するかもわからない、厳しい状況。暴力団の弱体化や壊滅は、警察だけで成し遂げられるものではなく、皆さんの勇気と熱意で、暴力団排除の取り組みは、さまざまな地域や職域で着実に浸透し、成果を挙げている。警察としても、地域地住民や自治体、暴力追放県民センターや弁護士会などとの連携を一層深め、暴力団排除活動を推進していく」と述べました。

挨拶する山﨑県警本部長

この後、長年、暴力団排除の活動に取り組んできた個人や団体に対する表彰が行われ、このうち、全国暴力追放栄誉銅章の伝達では、1992年の発足時から活動してきた橋本市暴力団追放推進委員会委員の広畑良次(ひろはた・よしつぐ)さんが近畿管区警察局の横田直幸(よこた・なおゆき)広域調整部長から表彰状などを受け取りました。

賞状を受け取る広畑さん(右)

このほか、大会では、暴力団排除の活動に取り組んできた企業を表彰する優良企業顕彰や、今年度(2022年度)のポスターコンクールで最優秀などに選ばれた作品を書いた高校生への表彰も行われました。

そして、「暴力団を利用しない、暴力団を恐れない、暴力団に金を出さない、暴力団と交際しない、という『暴力団追放3(さん)ない運動プラス1(ワン)』」の実践を目指す大会宣言が読み上げられ、会場の拍手で採択されました。

大会宣言が読み上げられ採択された

この後、特別公演が行われ、和歌山放送の元アナウンサーで和歌山放送朗読教室校長の小林睦郎(こなやし・むつろう)さんが「コミュニケーションの大切さ」と題して講演し、会場を訪れた人たちが熱心に聞き入っていました。

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