和歌山市と117グループが高齢者見守りで協定
2022年11月21日 12時16分
冠婚葬祭と介護の総合サービス業・株式会社117(いいな)と和歌山市は、きょう(21日)市内の高齢者の見守りに関する協定を締結しました。
117グループでは、和歌山市内に和歌山支所と紀ノ川支所を展開していて、およそ2万7千世帯の会員向けに、冠婚葬祭や介護のサポートを行っています。
日頃、自宅訪問の営業活動が多いため、新聞紙が玄関に溜まっていたり、返事が無かったりといった異常を察知した場合に救急などへ通報することなどで和歌山市内の高齢者の安心につなげようと、協定を締結したものです。
きょう午前、和歌山市役所の市長室で協定の締結式が行われ、尾花正啓(おばな・まさひろ)市長と117阪和営業部の田中佳敬(たなか・よしひろ)取締役部長が、協定書にサインしました。
尾花市長は「和歌山市内にもひとり暮らしの高齢者が多く、個別訪問型の見守りの重要度が増しているなか、協定に加わってもらえて大変心強い」と述べました。
田中取締役部長は「1件1件の戸別訪問によるコミュニケーション業務が、和歌山市の高齢者見守りネットワーク事業として社会貢献に繋がることに、強い共感を覚えた」とあいさつしました。
和歌山市ではこれまでに、関西電力や県LPガス協会和歌山市支部、生命保険大手の和歌山支店など、14の事業者と同じような協定を結んでいます。