「近畿高校総合文化祭」総合開会式、和歌山市
2022年11月19日 17時47分
近畿2府4県と三重、福井、鳥取、徳島の高校生が日ごろの活動の成果を発表し、交流を深める祭典「第42回 近畿高等学校 総合文化祭」の総合開会式が、きょう(19日)、和歌山市で開かれました。
今年の大会テーマは橋本高校1年の吉田芽生さんが考案した「大地に響け 人の和と文化でつむぐ青春の旋律」で、和歌山で開かれるのは10年ぶりです。
午後1時半から和歌山市の県民文化会館大ホールで開かれた総合開会式では、まず、海南高校1年薗日菜香さんによる開会宣言や各府県の紹介、仁坂吉伸知事による歓迎の挨拶などがありました。
また、生徒を代表して、海南高校2年の大野真由 生徒企画委員会 委員長は「“和歌山に来てよかった”と実感してもらえるよう、フォトスポットの製作や会場周辺のオリジナルマップを作成し、準備を進めてきました。みなさんが一生心に残るような大会になることを願っています」と手話を交えて挨拶しました。
式典のあとは、大会テーマをタイトルとした県のデモンストレーションが行われ、紀美野町のりら創造芸術高校による演劇「安珍清姫物語」をはじめ、琴やマンドリン、吹奏楽などの演奏が披露されました。
近畿高校総合文化祭は、今月(11月)27日まで、和歌山市や紀の川市など県内5つの市を会場に、16部門で交流を深めます。