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Will Smartが和歌山市にオフィス開設へ

2022年11月02日 16時24分

経済

電子看板・デジタルサイネージやソフトウェア開発などを手掛ける、東京の株式会社Will Smart(ウィル・スマート)が、来春(2023年)和歌山市にオフィスを開設することになり、きょう(2日)和歌山県や和歌山市との3者で進出協定を結びました。

協定調印後の記念撮影(左から仁坂知事・石井社長・尾花市長・11月2日・和歌山県庁知事室)

ウィル・スマートは、2012年にゼンリンデータコムの社内ベンチャー企業として設立されたIT企業で、公共の場所に液晶画面を設置してカラフルな広告を表示するデジタルサイネージのシステム開発や、ソフトウェア開発、ITやAI技術を活かした地域の課題解決などに取り組んでいます。

そして、来年の4月、和歌山市六番丁(ろくばんちょう)のニッセイ和歌山ビル3階に、和歌山開発センターを開くことになったものです。

協定書への調印

きょう、和歌山県庁の知事室で進出協定の調印式が開かれ、ウィルスマートの石井康弘(いしい・やすひろ)社長と、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事、それに、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長が、それぞれ進出協定書にサインしました。

石井社長は「和歌山大学や近畿大学、和高専など、情報技術分野に強そうな学生が多いことや、県と市の企業誘致への熱意が決め手になった」と述べました。

仁坂知事と尾花市長は「コンパクトシティの実現に向けたDX推進や、IT技術を駆使した観光振興に期待したい」と話しています。

ウィル・スマートでは、今後3年間で、地元10人を含む正社員11人の採用を予定しています。

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