第16回商業教育フェスタ 開催
2022年10月29日 17時22分
県内で商業を学ぶ高校生が模擬店を開き、販売などを行う「第16回商業教育フェスタ」がきょう(29日) 和歌山市で開かれ、午前10時のオープンと同時に多くの人で賑わいました。
これは、県内で商業を学ぶ高校の教員で組織する「和歌山県 商業教育研究会」などが主催で、生徒たちが仕入れた商品や独自に開発した商品などを販売することで、仕入れや商品管理、会計など、ビジネスや商業の基礎の流れを体験することなどを目的に開催するイベントです。
会場の南海電鉄 和歌山市駅前広場では、和歌山商業や紀北農芸高校など12校が、和歌山のみかんを使用したパウンドケーキや、玉林園のグリーンソフトのアイスを使ったもなか、自分たちで育てた柿や野菜など、様々なオリジナル商品を販売し、商品をPRしようと、生徒らの威勢のいい声が飛び交いました。
近所に住んでいるという女性は「賑わっているので見に来た。接客の良い勉強になると思う。丁寧な接客をしていただいてよかった」と話していました。
和歌山高校3年で商業教育フェスタ実行委員長の川口紫麻さんは「バイト以外で接客を経験できる機会はなかなか無い。こうした接客経験は将来必ず役に立つと思います。ホテル関係の仕事に就きたいと思っているので、この経験が活かせられたら」と話していました。
県商業教育研究会によりますと、今回の販売体験をもとにお客様のニーズを理解し、今後の商品開発に活かしていきたいということです。