私たちのくふう展 和歌山市で開幕
2022年10月29日 17時20分
県内の小中学生がアイデアを活かし、工夫を凝らした創作品を集めた「私たちのくふう展」がきょう(29日)から和歌山市で始まりました。
これは、次の時代を担う児童・生徒に発明やくふうの楽しさ、創作する喜びを体験してもらい、豊かな観察力と創造力を養ってもらおうと、県発明協会と一般財団法人雑賀技術研究所が開いたもので、今回で54回目となります。
会場となった和歌山市のフォルテワジマ4階のイベントホールには、県内55の小中学校の児童・生徒から応募のあった362点の作品が展示されています。
今回は新型コロナウイルス感染症対策で、表彰式は行われませんでしたが、入選作品29点には個別に表彰状や記念の楯などが贈られました。
このうち県発明協会会長賞を受賞した、紀の川市立田中小学校5年の田中大翔(たなか・たいき)さんは、「ドリンクバーを製作しましたが、スイッチのボタンのところにバネを入れるのに苦労しました」と話しました。
作品展はあす(30日)も午前10時から午後5時まで和歌山市本町のフォルテワジマ4階のイベントホールで開かれます。