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女子生徒にみだらな行為・県立高校教員を懲戒免職

2022年10月28日 12時07分

事件・事故教育

ことし(2022年)7月と8月、教え子の女子生徒とみだらな行為をしたとして、和歌山県教育委員会は、県立高校に勤務する20代の男性教員を、きのう(27日)付けで懲戒免職処分としました。

会見の冒頭で陳謝する教職員課の吉田課長(中央)ら(10月28日・和歌山県庁南別館)

県教育委員会によりますと、この教員は、教科指導や課外活動を担当していた18歳未満の女子生徒とSNSで連絡を取り、ことし7月と8月の2回にわたって、県内のホテルや教員の自宅でみだらな行為をしていました。今月(10月)中旬、高校に通報があり、管理職の事情聴取に対して、行為を認めたということです。

教員は「生徒から相談を受けるうちに自制心が効かなくなった。自分がした行為は絶対に許されない。教育者としての自覚を欠き、深く反省している」と弁明したということです。

県教育委員会は、ことし8月にも、勤務先の女子生徒とわいせつな行為を行った30代の男性教諭を、懲戒免職処分にしています。

県教育委員会・教職員課の吉田雅彦(よしだ・まさひこ)課長は「8月にもわいせつ行為をした教員の懲戒処分を行ったばかりなのに、再びこのような事態になり、誠に遺憾だ。これまでの研修が不十分だったのではないか。不祥事の撲滅に向けて、失った教育行政への信頼回復に全力で取り組む」と陳謝し、きょう(28日)付けで、すべての県立学校や市町村の教育委員会に、服務規律や児童・生徒との関係性を見直すよう、通知を出したということです。

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