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KDDIが県・世界遺産協議会に8回目の寄付

2022年10月24日 15時17分

政治歴史・文化社会経済

通信大手のKDDIは、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」の保全と活用に役立ててもらおうと、きょう(24日)和歌山県世界遺産協議会に51万円あまりを寄付しました。

贈呈後の記念撮影(左:KDDI田中関西総支社長・右:下副知事・10月24日・和歌山県庁副知事室)

KDDIは、社員が内外で行った社会貢献活動をポイントとして積み立て、貯まったポイントを社員が推薦する慈善団体などに寄付する「+α(プラスアルファ)プロジェクト」を展開しています。

その一環として、ことし(2022年)5月に、関西地区の社員や家族が熊野古道の道普請(みちぶしん)や、新宮市の権現河原(ごんげんがわら)周辺の清掃活動を行うなど、慈善活動のポイントを貯めたもので、51万7375円を県・世界遺産協議会に寄付しました。KDDIが県・世界遺産協議会に寄付するのは、今回で8回目です。

きょう午後、和歌山県庁にKDDI理事の田中稔(たなか・みのる)関西総支社長が訪れ、県・世界遺産協議会・会長代理の下宏(しも・ひろし)副知事に寄付金の目録を贈呈し、下副知事から田中総支社長に感謝状が贈られました。

下副知事は「いつも多額の寄付を頂き、大変感謝している」とお礼を述べました。田中総支社長は「世界遺産を守っている実感が社員のリフレッシュにも繋がっている。これをきっかけに、今後、KDDIのIoT技術を県内の観光や農業の分野に役立てられないか、現地を訪れて可能性を探りたい」と話しています。

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