男声合唱団「ほえーる」3年半ぶりの演奏会開催
2022年10月22日 17時45分
和歌山市に拠点を置く男声合唱団「ほえーる」が、きょう(22日)和歌山城ホールで、3年半ぶりに15回目の定期演奏会を開きました。
ほえーるは、1954年、和歌山県庁の職員組合を中心に結成された男声合唱団が前身で、これまでに、国体や県の表彰式典などで合唱を繰り広げているほか、1年半ごとに、春または秋、定期演奏会を開いています。新型コロナウイルスの影響で、2019年5月を最後に開かれていませんでしたが、今回、3年半ぶりに再開することになりました。
きょう、和歌山城ホール・大ホールの900あまりの客席はほぼ満席となり、司会を務めるほえーるメンバーでバリトンの大岩宏(おおいわ・ひろし)さんは、久しぶりの演奏会の開催に「新型コロナウイルスで不安な日々を過ごしましたが、再び歌えることになり、我々は本当に幸せです」と感謝をあらわしました。
きょうは、和歌山市出身で同志社大学グリークラブOB・五十嵐嘉紀(いがらし・よしき)さんの指揮、脇村真由子(わきむら・まゆこ)さんのピアノ伴奏で、和歌山県民歌や、「埴生の宿(はにゅうのやど)」「ちいさい秋みつけた」「昴(すばる)」など、日本の唱歌や歌謡曲を披露したほか、定期演奏会15回目を記念して、同志社大学グリークラブOBシンガーズによる合唱も繰り広げられ、観客からは、曲が終わるごとに温かい拍手がおくられていました。
ほえーるでは、男性の新規メンバーを募集していて「未経験から始めた人も多く、何か新しい趣味を始めたいと思った人は、安心して参加して欲しい」と呼びかけています。
次のほえーるの演奏会は、再来年(2024年)4月20日・土曜日に、和歌山城ホールで開かれる予定です。