第16回「田辺・弁慶映画祭」11月11日に開幕
2022年10月19日 12時41分
若手映画監督の登竜門として知られる「田辺・弁慶映画祭(たなべ・べんけいえいがさい)」が、来月(11月)11日から、田辺市の紀南文化会館で3年ぶりに開催されます。
これは、映画の上映を通じて交流人口の増加や映画文化の振興を目的に、地元の商工関係者や映画関係者らによる実行委委員会が実施しているもので、2007年から毎年この季節に開かれています。新型コロナウイルスの影響で、去年(2021年)とおととし(2020年)はオンラインで開催され、ことし(2022年)は3年ぶりに紀南文化会館で開催されます。
16回目となる今回は、若手映画監督の作品を審査する「コンペティション部門」に、過去最多となる180本の応募があり、審査の結果、入選した7本が上映されます。初日の11日と翌12日にかけて紀南文化会館・大ホールで無料上映と審査が行われ、最終日の13日にグランプリや各賞が決まります。
あわせて、国内や海外で絶賛された5本を招待作品として有料で上映する会も行われ、第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門のカメラドール特別表彰受賞作「PLAN75(プランななじゅうご)」に出演した俳優の磯村勇斗(いそむら・はやと)さんや、「るろうに剣心 最終章 The Beginning(ザ・ビギニング)」の大友啓史(おおとも・けいし)監督らによる舞台あいさつもあります。
招待作品のチケットは、前売りが1000円、当日券が1300円で、紀南文化会館や田辺市役所の観光振興課、ローソンチケットで販売しています。当日券は紀南文化会館の窓口のみの販売です。なお「PLAN75」のみ、整理券が必要です。
第16回「田辺・弁慶映画祭」は、来月11日から13日まで田辺市の紀南文化会館・大ホールで行われます。開会式は11日の午後6時半から、表彰式は13日の午後3時からです。
作品の上映スケジュールは公式ウェブサイトでご確認下さい。