和歌山市内で特殊詐欺事件
2022年10月15日 17時41分
和歌山市内の90歳代の男性が、警察官を名乗る男からキャッシュカード7枚をだまし取られ、警察が特殊詐欺事件として捜査を行うとともに、広く注意を呼びかけています。
警察によりますと、おととい(13日)昼頃、和歌山市内の90歳代の男性に、警察官を名乗る男から「犯人を捕まえたところ、あなたの銀行口座から不正に現金が引き出されている。家にあるすべてのキャッシュカードを裁判所に持っていく必要がある」という電話があり、内容を信じた男性が、その後、自宅を訪れた男にキャッシュカード7枚をだまし取られたもので、被害額は調査中です。
警察では、同様の手口の特殊詐欺事件が最近頻発していることから、「警察官や役所の職員らが電話でキャッシュカードの内容を聞くことはなく、こうした電話や訪問があった場合には、すぐに対応せず、警察に相談してほしい」と広く注意を呼びかけています。