11月は「きのくに文化月間」
2022年10月11日 10時58分
和歌山県は、去年(2021年)開催された「紀の国わかやま文化祭2021」で育まれた文化振興の機運を継承するため、ことし(2022年)から毎年11月を「きのくに文化月間」と決めました。これを受け、期間中、県内で様々な文化事業が繰り広げられることになりました。
このうち、11月12日土曜日の午後1時から、和歌山市の県民文化会館・大ホールで、文化月間の創設を記念したイベントが開かれます。
この中では、紀州徳川家16代当主・徳川頼貞(とくがわ・よりさだ)が集めた音楽史料のコレクション「南葵音楽文庫(なんきおんがくぶんこ)」を継承した読売日本(にっぽん)交響楽団や、2017年度和歌山県文化奨励賞を受賞したチェリスト・谷口賢記(たにぐち・まさのり)さんによるコンサートが行われます。また、ジュニア文化表彰式と、受賞者による発表も行われます。
このほか、演劇や講演、マジック、朗読、映画コンクール、DJコンサートなど、県内各地で様々な文化事業が開かれる予定で、県では多くの来場を呼びかけています。
「きのくに文化月間」に開催されるイベントについての詳しい情報は、県・文化学術課のウェブサイトに掲載されています。