和歌山県と読売旅行が大型旅行キャンペーンで協定
2022年10月06日 16時33分
和歌山県と、東京の旅行大手・読売旅行が、県の旬な観光資源を活かした旅行商品の販売や、イベント・メディア発信などで全国の観光客を誘致することになり、きょう(6日)連携協定を結びました。
読売旅行は、読売新聞と推進するパックツアー「読売ロマンの旅」を展開しているほか、読売新聞グループのメディアを駆使した全国的な観光発信やイベントを展開しています。
今回、県内の様々な自然や温泉、名所をはじめ、ワーケーションといった新たな観光形態を含めたプロモーションや、ツアー商品の企画・販売を、県とタイアップして行うことになったものです。読売旅行が都道府県レベルでこのような連携協定を結ぶのは、和歌山県が初めてとなります。
きょう午前、県庁の知事室で、読売旅行の貞広貴志(さだひろ・たかし)副社長と仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が、連携協定書にサインしました。
仁坂知事は「世界遺産のような素晴らしい観光資源があっても、消費者の心に刺さるようなアピールが無ければなかなか訪れてもらえない。我々も様々なニーズに合わせたメニューを沢山つくっているが、読売旅行の指導を仰ぎより良い旅行商品を作るととともに、集客力にも期待したい」と述べました。
貞広副社長は「県は、既に弘法大師・空海誕生1250年に向けた様々な取組みを行っていたり、ワーケーションも全国トップレベルの成功を成功を収めているにもかかわらず、更に努力する意欲を示している。新型コロナ禍で旅行業界も危機的な状況となり、消費者の旅行の行動形態も大きく変化するなか、志(こころざし)と危機感を共有するパートナーとして、観光を通じて和歌山を盛り上げたい」と意気込みを示しました。
読売旅行では、今後、首都圏や関西圏など、全国に向けた和歌山県への旅行商品の企画・販売や、関連するイベントの企画、ネットやテレビ・ラジオ、新聞などのメディア発信を行う予定です。