「親子プログラミング教室」開催 海南市
2022年09月24日 17時33分
和歌山県で2019年度から小学校で必修科目となっている「プログラミング」を使ってドローンを動かす体験教室が、きょう(24日)海南市で開かれました。
これは、厚生労働省が進める「若年技能者人材育成支援等事業」として和歌山県技能振興コーナーが、ドローンを動かす体験を通じてプログラミングの世界に触れてもらうおうと、小学3年生から6年生を対象に企画したものです。
午前10時から海南市の市民交流センターで開かれた「親子プログラミング教室」では、田辺市や白浜町の小学校で実際に使われているタブレットを使い、保護者と生徒2人1組になってプログラミングに取り組みました。
プログラムは、「ブロック」と呼ばれる部品を組み合わせ、視覚的に簡単にプログラミングができる子ども向けのプログラミング言語「スクラッチ」を使って作成し、参加者は指定した目的地にドローンを着陸させたり、自分のもとへ戻ってくるようにプログラムを組むなどして楽しんでいました。
海南市に住む女性は「子どもと一緒に楽しめたので良かった。また参加したいです」と話していました。
県技能振興コーナーの熊谷真さんは「今年はじめての取り組みでしたが好評をいただいたのでよかった。次年度以降も続けられたら」と話していました。
県技能振興コーナーでは、来月(10月)8日と9日にも、和歌山市の和歌山ビッグウェーブの武道場で「ものづくり教室」を開催予定で、現在参加者を募集しています。詳しくは、和歌山県職業能力開発協会のウェブサイトに掲載されています。