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【台風15号】週末、県南部を中心に大雨に警戒(午後2時現在)

2022年09月23日 14時34分

災害・防災

きょう(23日)午前、四国・室戸岬の南の海上で、台風15号が発生しました。台風は、今夜からあす(24日)にかけて、西日本の太平洋側にかなり接近する見込みです。

和歌山県では、南部を中心に、あすにかけ、大雨になる恐れがあり、気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、台風15号は、きょう正午には、高知県室戸岬の南南東およそ190キロの海上を1時間におよそ25キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は、1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートルで、暴風域はありませんが、中心の北側220キロ以内と、南側185キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風15号は、あさって(25日)朝までに、温帯低気圧に変わる見通しです。

アメダスの観測で、降り始めからきょう午後2時までの総雨量は、新宮で251ミリ、潮岬で202・5ミリ、那智勝浦町色川で148・5ミリ、古座川町西川で112・5ミリなど、新宮・東牟婁地域で多くなっています。これら地域には大雨警報が発表されていて、引き続き土砂災害に警戒を呼びかけています。

また、あす正午までの24時間に予想される雨の量は、いずれも多いところで、和歌山県北部で100ミリ、県南部で180ミリとなっています。

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