窃盗事件で7人グループ検挙 被害総額81万円
2022年09月20日 19時04分
和歌山市内や大阪・阪南市などで住宅に侵入しゲーム機などの窃盗を繰り返したとして和歌山北警察署などは、きょう(9/20)までに7人グループを検挙し、送検したと発表しました。
警察によりますと、和歌山市の会社員、渡慶次凛(とけし・りん)容疑者22歳ら3人と和歌山市に住む4人の少年のあわせて7人の男は、2019年3月から今年(2022年)8月までの間に、和歌山市や大阪府阪南市、日高郡内などで窓を壊して住宅に侵入するなどして、現金3万円をはじめ、ゲーム機やネックレス、消火器やゴルフクラブなどを盗んだほか、自転車を盗んで乗り捨てるなどしていた疑いがもたれています。
和歌山県警は、今年4月に和歌山市内の住居で発生した窃盗未遂事件をきかっけに、捜査に着手し、和歌山北警察署と和歌山東警察署、それに捜査一課が大阪府警の捜査三課と泉南警察署とともに合同捜査本部を設置し、捜査を進めてきました。その結果、警察は、渡慶次容疑者ら逮捕した6人を含む7人を検挙し、39件の事件を和歌山地検に送致しました。
被害総額は、およそ81万円で、盗んだ品は、リサイクルショップで換金していたということです。
7人は、工事現場で知り合った仲間で、39件のうち、1件は、茨城県の現場で仕事をした際の犯行でした。
調べに対し、1人の少年が「やっていない」と容疑を否認している一方、そのほかの6人は、いずれも容疑を認めているということです。