仁坂知事「安倍元総理の国葬に出席する」
2022年09月16日 18時56分
和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、きょう(16日)開かれた9月定例県議会で、今月(9月)27日に行われる安倍元総理大臣の国葬に出席する考えを明らかにしました。
これは、共産党県議団の高田由一(たかだ・よしかず)議員の一般質問に、仁坂知事が答弁して明らかにしたものです。
高田議員は、仁坂知事に安倍元総理の国葬に出席するか意向を尋ねました。
仁坂知事は「国葬は国の儀式で、その案内が来たら県知事として当然出席し、心から哀悼の意を表する所存だ。県庁の本庁舎には半旗を掲げて弔意を示す」と答えました。
きょうの議会終了後、記者の質問に応じた仁坂知事は、国葬に参加する理由について「政府から国葬をすると声を掛けられたので、当然出席する。それ以上でもそれ以下でもない。国の祭事(さいじ)なので県庁に半旗は掲げるが、国から別に要請がなければ、それ以上することはない。また、弔意の記帳は安倍元総理が亡くなった直後にすでに行っているので、改めて行うことはない」と語りました。
一方、マスコミ大手の世論調査で、安倍元総理の国葬について、おおむね賛成と反対が二分している状況については「その事について、特に答えはない」と述べ、明言を避けました。
このほか、きょうの県議会・一般質問では、自民党県議団の秋月史成(あきづき・ふみなり)議員が和歌山南漁協などについて、日本維新の会の林隆一(はやし・りゅういち)議員が全国学力テストの改善などについて、改新クラブの藤本眞利子(ふじもと・まりこ)議員が県立医科大学のハラスメント問題などについて、それぞれ県当局の考えをただしました。
和歌山放送ラジオでは、きょうの県議会・一般質問のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。