【新型コロナ】職員感染で休止の防災ヘリ、運航再開
2022年09月16日 18時56分
運用している職員らが新型コロナウイルスに感染したため、今月(9月)8日から運航を休止していた和歌山県の防災ヘリコプターがきょう(9/16)から8日ぶりに運航を再開しました。
県災害対策課によりますと、和歌山県の防災ヘリコプターを運航している防災航空センターには、12人の県職員がいるほか、委託している民間の運航会社所属のパイロットや整備士が常時6人体制で緊急運航にあたっています。
こうした中、最終的に、防災航空センターの職員7人が新型コロナウイルスに感染してクラスターとなり、運航会社にも感染者が出たため、今月8日から防災ヘリの運航をストップしていました。
この間、定期検査などで運航できないケースと同じように、紀伊半島三県の間で結んだ相互応援協定と、徳島県との間で結んだ協定に基づき、奈良、三重、徳島の3つの県に対し、防災ヘリの応援要請を行う体制をとっていましたが、期間中に応援を要請することはなかったということです。