橋本市の光三宝荒神社で献灯祭
2022年09月11日 10時41分
「火の神」、「台所の神様」として、主婦層を中心に深い信仰を集める、橋本市神野々(このの)の光三宝荒神社(ひかりさんぽうこうじんしゃ)で、昨夜(10日)、恒例の「献灯祭」が営まれました。
参拝者らが灯したおよそ5000本のろうそくの明かりで、周辺一帯は淡く照らされ、荘厳で幻想的な雰囲気に包まれました。
神事と法要のあと、灯が入り、「健康」「身体安全」や名前などが書かれた高さおよそ25センチの紙灯籠およそ120基が、世話人の手で境内の棚段に並べられました。続いて、参拝者が、高さおよそ2メートルの大きな燭台(しょくだい)に、文字が書けるように紙を巻いた長さおよそ20センチのろうそくを次々と立てて火を灯し、世界の平和や新型コロナウイルス感染症の早期収束などを祈りました。
菅原成典(すがはら・せいてん)住職56歳は、「皆さまの信仰の力で雨を押し上げていただき、中秋の名月のもと、お祭りができました」と話しました。