【知事選】仁坂知事・青森県総務部長の小谷氏「応援することになる」
2022年09月06日 16時51分
今期限りでの引退を表明している和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、ことし(2022年)11月の和歌山県知事選挙への立候補の準備をしていて、和歌山市出身の総務官僚で青森県の総務部長に出向している小谷知也(こたに・ともや)氏43歳について「昨夜、電話で話したが、なかなか良さそうな人だ。私は選挙で頂いた恩は選挙で返す。自民党が推薦している人で、よほどおかしな人でなければ、応援することになる」と述べました。
仁坂知事によりますと、昨夜(5日)知事の携帯電話に小谷氏本人から立候補のあいさつがあったということです。
仁坂知事は小谷氏と直接会ったことがないとして、青森県の三村申吾(みむら・しんご)知事に小谷氏のことを尋ねたところ「とても明るく、職員や青森県議会議員などともうまくやっていると話していた」と述べたうえで、小谷氏本人と会話した印象について「私はまだ辞表を提出しておらず、それまでは総務部長の職務にまい進したいから、青森県庁に和歌山県知事選関連の情報や資料などが来るのは困ると話していた。公私混同をしない人物だと思った」と述べ、高く評価しました。
小谷氏については、自民党県連が推薦を決めていて、現在、立候補の準備を進めています。
一方、和歌山県知事選挙には、連合和歌山などの推薦を受けた、前・衆議院議員の岸本周平(きしもと・しゅうへい)氏66歳も立候補を表明しています。