子どもとの関わり方に悩む家族を対象にしたセミナーが、きょう（３日）和歌山市のワジマ本町ビルで開かれました。

これは、若者の就労支援や、１５歳から３０代までの若者が抱える悩みや問題に、さまざまな支援機関と連携して対応する「若者サポートステーションWith() You( わかやま」が企画したものです。

「事例から聴く子どものホンネ」と題して開かれたセミナーでは、就労支援やひきこもり支援の経験がある、一般社団法人ソーシャルケアセンターの山本(やまもと・)大輔(だいすけ) 代表理事が講師を務め、「子どもが何を考えているかわからない」「子どもとどう接するべきかわからない」といった悩みを抱えている家族を前に、事例をもとに子どものホンネを知るヒントなどを話しました。

会場には、中高生から３０代までの子どもを持つ保護者１４人が集まり、メモを取りながら真剣な表情で講師の話を聞き、セミナー終了後には講師のもとへ相談に行く保護者の姿も見られました。

サポステ総括コーディネーターの爲(ため)岡(おか・)容子(ようこ)さんは今回のセミナーを通して「子どもとの関わり方に悩んで来られた方に少しでも接し方のヒントになれば。また、子育ての相談先としてサポステわかやまがあると知ってもらえたら嬉しい」と話していました。

保護者向けセミナー「事例から聴く子どものホンネ」は、今月（９月）１７日にも、和歌山市本町のワジマ本町ビル６階で開催されます。参加希望者は電話で事前の申し込みが必要です。

申し込み先は、若者サポートステーションWith You わかやま 電話　０７３ー４２８ー０８７４です。（電話受付：平日　午前１０時～午後５時まで）