巻き上げ機見学や構内放送など高野山駅で一日駅長体験
2022年08月27日 17時40分
世界遺産・高野山の玄関口、南海電鉄高野山駅できょう(27日)、小学生以下を対象とした「高野山駅長一日体験」が行われ、およそ20人ずつの親子が午前と午後に分かれて参加し、ケーブルカーの巻き上げ機の見学などをしました。
ケーブルカーは高野山駅地下室の巻き上げ機2台で上下に動かしていて、南海高野線の終点・極楽橋駅と山上の高野山駅の間およそ800メートルを5分で結んでいます。
きょう(27日)の一日体験では、ヘルメット姿の児童らがモーターのごう音が鳴り響く地下室に入り、太い鋼鉄製のロープが巨大滑車に巻かれる様子を目に焼き付けました。
大阪府河内長野市の小学3年工藤瑞希(くどう・みずき)君は「あの滑車がなかったらケーブルが動かない。すごいと思った」と話していました。
このほか、参加した児童らは、制帽をかぶり写真撮影をしたり、構内放送やバスの運転席に座らせてもらうなどの体験をしました。