高校生と大学生がビジネスプレゼンテーション
2022年08月27日 17時24分
和歌山県内の高校生と大学生がそれぞれ考えた、地域活性化のためのビジネスプレゼンテーションの発表会が、きょう(26日)和歌山市のダイワロイネットホテル和歌山で開かれました。
これは、和歌山県経営者協会が企画したもので、きょうは、慶風(けいふう)高校と和歌山大学の学生が、県経営者協会に加盟する県内企業の経営者の前でスライドや実演などを交えて、地域活性化のためのビジネスプレゼンテーションを行いました。
このうち、慶風高校起業部3年の林紗愛(はやし・すずか)さんは、地元・紀美野町(きみのちょう)の高齢者の交流促進イベントとして、古着などをリフォームした衣装を着た高齢者による「カムカムエブリGBA(ジーバー)!キミノコレファッションショー」というイベントを提案しました。衣装製作で手を動かすことで認知症予防に、モデルとして舞台に立つことで健康維持にそれぞれ役立つほか、衣装の売上げを紀美野町の高齢者施設の充実や子育て支援に役立ててもらうとしています。
続いて、和歌山大学経済学部3年の松田凌弥(まつだ・りょうや)さんは、海外留学を考えている高校生や大学生が、無料相談できるマッチングサービスや、海外の大学生から実用外国語を学べる有料講座などを擁する、オンラインサービスをプレゼンしました。
このあと、経営者らによる批評が行われ、それぞれのプランに対する質問や、具現化のためのヒントを示すなど、活発な議論が展開されました。