【新型コロナ】県内感染2017人 死亡2人 クラスター3例
2022年08月25日 19時24分
和歌山県はきょう(8/25)、新たに、過去4番目の感染者数となる2017人が新型コロナウイルスに感染し、すでに感染していた男女2人がきょうまでに死亡したことを確認したと発表しました。
きょう新たに県内で感染が確認されたのは、乳児から100歳代までの男女2017人で、きのうより262人増えた一方、前の週の同じ曜日より174人減りました。
また、県内で新たに死亡が確認されたのは、湯浅保健所管内の90代の女性と和歌山市に住む80代の男性の2人で、2人とも基礎疾患があり、このうち男性は、発症して陽性が確認された2日後に死亡しました。
県内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、これで191人となり、県内の累計の感染者数は、死亡した人を含めて10万8197人となりました。
現在入院しているのは348人、このうち酸素投与の治療を受けているのが70人、国基準の重症者は6人となっています。
また、和歌山県内の新型コロナウイルス感染者用の病床は、1つ増えて545床となり、病床の使用率は63・9%となっています。
一方、自宅などで療養している人は1万3196人です。
また、きょう新たに、和歌山市の病院と特別養護老人ホーム、それに岩出保健所管内の介護老人保健施設の、あわせて3例のクラスターが確認され、県内のクラスターの累計は613例となりました。
県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「感染者数は、きのうより増えたが、前の週よりは少し減っているので、減少に転じるのを期待している。一部では、学校も始まったようなので、学校での感染予防を図り、地域への感染拡大防止に協力いただきたい」と呼びかけました。
きょう確認された2017人の保健所別の内訳は、和歌山市が946人、田辺が348人、橋本が178人、岩出が166人、新宮が113人、海南が102人、湯浅が93人、御坊が68人、県外が3人となっています。
人口10万人あたりの直近一週間の新規感染者数は、県全体が1459・1人で、きのうより18・8ポイント下がりましたが、保健所管内別では、和歌山市と田辺が過去最高の数値となっています。