【新型コロナ】県内感染1628人 死亡4人 クラスター2例
2022年08月23日 18時09分
和歌山県はきょう(8/23)、新たに1628人が新型コロナウイルスに感染し、すでに感染していた男女4人がきょうまでに死亡したことを確認したと発表しました。
きょう新たに県内で感染が確認されたのは、乳児から100歳代までの男女1628人で、きのうより217人増え、先週の火曜日より241人増加しました。
また、県内で新たに死亡が確認されたのは、和歌山市に住む70代の男性と80代の男女2人、それに90代の女性のあわせて4人で、いずれも基礎疾患などで入院中に感染し、酸素投与などの治療を受けていましたが、新型コロナウイルス肺炎などできょうまでに死亡しました。4人のうち、3人は、同じ和歌山市内の病院に入院していて、ほかの1人もクラスターが発生した病院に入院していました。
県内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、これで188人となり、県内の累計の感染者数は、死亡した人を含めて10万4425人となりました。
現在入院しているのは343人で、病床の使用率は63・5%、このうち酸素投与の治療を受けているのが63人、国基準の重症者は3人となっています。
一方、自宅などで療養している人は1万3208人です。
また、きょう新たに、御坊保健所管内のグループホームと保育所で、あわせて2例のクラスターが確認され、県内のクラスターの累計は606例となりました。
県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「入院している人は、基礎疾患があり、症状が急速に悪化する傾向があるので、特に内感染については、早期に発見、検査し、ゾーニングをするなどの対策を徹底してほしい」と述べました。
また、野尻技監は「子どもの感染が増えるに連れて、発熱からけいれんを起こすケースが増えている。なかには、重症化することもあるので、感染予防対策の徹底とともに、若い世代の皆さんにも、3回のワクチン接種をお願いしたい」と呼びかけました。
きょう確認された1628人の保健所別の内訳は、和歌山市が497人、田辺が229人、橋本が205人、岩出が167人、新宮が165人、湯浅が137人、海南と御坊が114人となっています。
人口10万人あたりの直近一週間の新規感染者数は、県全体が1455・7人で、保健所管内別では、海南、岩出、新宮が過去最高の数値となっています。