和歌山県はきょう（３日）県内で１日あたりの感染者としては過去最多の１６６３人の感染と１人の死亡を確認したことを明らかにしました。感染者は乳児から１００才代までの男女で感染者の累計は亡くなった１４０人を含め７万９２人と７万人を超えました。
県によりますと保健所別の累計は和歌山市９２６人、岩出１３０人、湯浅１２４人海南１１２人、橋本１０７人、田辺１０１人、新宮８９人、御坊６５人、県外が９人です。人口１０万人当たりの県全体の感染者は９９０人と過去最多になりました。きょう死亡が確認されたのは和歌山市内の７０代の男性で有料老人ホームに入所していたところ感染が確認され医療機関で治療を受け、別の医療機関に搬送する途中容態が急変しその後亡くなったということです。
末期的な基礎疾患などがありますが、新型コロナウイルス感染症の関連死と見られています。　また、県内では新宮保健所管内の介護老人ホームや田辺保健所管内の養護老人ホーム、高校のクラブ活動、それに橋本保健所管内の小規模介護事業所の４件で新たなクラスターが発生しています。
県内のクラスター件数の累計は５４４件になりました。
　県福祉保健部の野尻孝子技監は「想定を大きく超える大宇宙的な感染状況だ。　　感染対策の徹底をさらにお願いしたい」と県民に呼びかけています。