ヘラクレスオオカブトに直接さわれるコーナーや、クワガタムシの成虫が当たる福引きコーナーなどが用意された、近鉄百貨店和歌山店の夏休み恒例イベント「世界の昆虫展」が、きょう（３日）から始まり、多くの親子連れで賑わっています。

ことし（２０２２年）は近鉄百貨店和歌山店の新店開店３５周年記念イベントの一環として開かれ、会場の５階催事場には、体長が２０センチを超える大きさを誇るヘラクレスオオカブトに直接さわれるコーナーや、世界の珍しいカブトムシやクワガタムシ２４種類の成虫や、コガネムシやチョウなどおよそ１５０種類の標本を展示するコーナー、さらに、タランチュラやサソリ、オオヤスデなど８種類の珍しい虫を展示するコーナーなどが設けられ、午前１０時の開店と同時に多くの親子連れが訪れ、昆虫との触れ合いを楽しんでいました。

また、１回５００円でヘラクレスオオカブトや国産のペアのカブトムシなどが当たる福引き抽選コーナーにも行列ができ、子どもたちがチャレンジしていました。

担当者は「夏休みの良い思い出になるよう、感染症対策を万全にお待ちしています」と話しています。

このほか、昆虫釣り大会や、巨大コーカサスオオカブトのオブジェとのフォトスポットなども用意されています。

近鉄百貨店和歌山店の世界の昆虫展は、今月（８月）１５日まで、５階催事場で開かれています。入場料は、４歳から小学６年生はひとり４００円、中学生以上は７００円で、３歳以下の小さいこどもは無料です。

期間中、店内では、近鉄百貨店のスマホアプリのカメラから昆虫二次元コードを読み取ると「ふくらむ昆虫」などのグッズが毎日先着２００人に当たるイベント「スマホｄｅ昆虫採集」も行われています。