第8回アジア・オセアニア高校生フォーラムが開幕
2022年07月25日 18時54分
和歌山県と全国、それにアジア・オセアニア諸国の高校生が、それぞれの課題について英語で意見を交換する、第8回アジア・オセアニア高校生フォーラムが、きょう(25日)から3日間の日程で始まりました。
フォーラムは、和歌山県の主催で毎年この時期に開かれていますが、新型コロナウイルスの影響で、去年(2021年)・おととし(2020年)に続いて、8回目のことし(2022年)もオンラインでの開催となりました。今回は県内と全国それに、インド、タイ、ブルネイ、トルコ、中国、韓国、台湾など17の国と地域の高校生あわせて84人が、ウェブ会議システムを介して参加しました。
フォーラムは高校生がすべて英語で進行し、開会にあたり、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が「私が高校生の頃もっと真剣に英語の勉強をしていたら、その後の人生がより開けていただろう。そんな思いからこのフォーラムを作りました」と述べ、外国語コミュニケーションの重要性を訴えました。
このあと、フォーラムでは、津波・防災対策や、環境問題、食糧問題など5つの課題についてグループごとに話し合う分科会が始まり、あす(26日)にかけて行われ、最終日のあさって(27日)には、各分科会での議論をまとめた発表が行われます。
県では、フォーラムのもようを県のウェブサイトで一般に公開しています。