和市長選挙違反取締本部設置「選挙の公正確保果たす」
2022年07月21日 19時08分
来月(8月)14日告示、21日投開票の和歌山市長選挙と、同時に行われる和歌山市議会議員補欠選挙の違反取締本部がきょう(7/21)、和歌山県警察本部と、和歌山市内を管轄する県内4つの警察署に設置されました。
県警本部の庁舎にある捜査二課の入口には、きょう午前10時、選挙違反取締本部の看板が掲げられました。また和歌山東警察署と和歌山西警察署、それに和歌山北警察署と、和歌山市毛見の一部を所管する海南警察署の県内4つの警察署にも、同じように看板が設置されました。
県警は選挙期間中、遠藤剛(えんどう・つよし)本部長をはじめとする本部の組織と、4つの警察署をあわせて4年まえの前回選挙の時より33人少ない640人の体制で取締りにあたります。
県警捜査二課の細尾晃男(ほそお・あきお)次席は、「不偏不党、厳正公正な立場を堅持して取り締まりにあたり、選挙の公正確保という責務を果たしたい」と話しました。
県警によりますと、4年前(2018年)の前回の和歌山市長選挙では、文書の掲示などで、警告や検挙をした事案はなく、今回の選挙でも、これまでに違反は確認されていないということです。
和歌山市長選挙と、欠員があるため市長選挙と同時に実施される和歌山市議会議員補欠選挙は、いずれも来月14日に告示され、21日に投開票が行われます。
和歌山市長選挙には、これまでに現職と新人のあわせて2人が立候補を表明しています。また、和歌山市議会議員補欠選挙は、欠員2で実施されます。