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ANA客室乗務員2人が県庁職員として移住・兼業へ

2022年07月20日 20時03分

交通政治社会経済

和歌山県は「南紀熊野ジオパーク」や、推奨県産品「プレミア和歌山」の魅力発信を強化するため、来月(8月)1日付けで、ANA・全日空の客室乗務員2人を、県庁の会計年度任用職員として採用することになりました。

採用される2人の客室乗務員のうち、1人は環境生活部のジオパーク室に配属され、南紀熊野ジオパークの魅力発信事業を担当します。

もう1人は、商工観光労働部の企業振興課に配属され、プレミア和歌山をはじめとする地盤産品の情報発信事業を担当します。

全日空では、去年(2021年)地域創生に取り組むグループ会社「ANAあきんど」を設立し、新型コロナウイルスによる旅行需要の低迷を受け、客室乗務員を全国の地方自治体に移住させ、本業と自治体の仕事を兼業させる取り組みを始めています。

これまでに、鳥取県や山形県、鹿児島県の各県庁に客室乗務員を派遣し、それぞれの地域の観光や地場産品の商品開発、学校への出前講座や観光大使などを行っていて、このほど、和歌山県でも行われる事になりました。

県では、来月1日、2人の客室乗務員に辞令を交付する予定です。

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