【参院選】和県内18歳19歳投票率、32・76%
2022年07月14日 19時05分
今月(7月)10日に投開票が行われた第26回参議院議員選挙で和歌山県内の18歳と19歳の有権者の投票率は、32%余りにとどまったことが、県の調査でわかりました。県全体の投票率は50%を超えていて、18歳と19歳の投票率の低さが際立っています。
県選挙管理委員会は、県内30市町村に設けられた投票所の中から今回の選挙で全体の投票率となった52・42%に最も近い投票率だった投票所を、市町村ごとに1つずつ選び、その投票所の18歳と19歳の有権者の投票率を調べました。
その結果、18歳の投票率は34・57%、19歳の投票率は30・99%で、18歳と19歳をあわせた投票率は、32・76%となり、3年前の前回選挙をわずかに0・68ポイント上回りました。
18歳と19歳の投票率を男女別でみると、男性が28・43%、女性が37・60%で、男性の投票率が極めて低くなっています。
県選挙管理委員会は、県全体の投票率が、3年前の前回選挙より2ポイント増加したことについて、期日前投票の制度の周知が進んだとみている一方、18歳と19歳の投票率が低いことについては、「まだ要因はわかっていないが、今後、特に若年層の啓発に力を入れていきたい」と話しています。