【参院選】選挙公報・ウェブでも公開中
2022年07月04日 17時28分
今月(7月)10日に投票が行われる参議院選挙の選挙公報が作成され、新聞の折り込みや期日前投票所などで配布されているほか、和歌山県選挙管理委員会のウェブサイトでも公開されています。
選挙公報は、立候補者の選挙公約などを、立候補者が用意した原稿のまま掲載し有権者に知らせるもので、県・選挙管理委員会が行ったくじの順で掲載され、新聞折り込みなどの形で配布されるほか、県・選挙管理委員会のウェブサイトにも掲載されています。
この中で、和歌山県選挙区に立候補した政治団体「参政党」の新人・加藤充也(かとう・あつや)候補57歳は「あなたの気づきが日本を救う!」と明記し、3つの重点政策として「子どもの教育」や「食と健康、環境保全」「国のまもり」を訴えています。
自民党の現職・鶴保庸介(つるほ・ようすけ)候補55歳は「未来改革~未来(あす)のために現在(いま)を変える~」と明記し、県内の高速道路整備、コロナ後を見据えた観光立国の推進、ドローン技術を活用した集配のための航空法改正、再開された商業捕鯨の自立促進などを訴えています。
政治団体「新党くにもり」の新人・谷口尚大(たにぐち・たかひろ)候補42歳は「次の世代への橋渡し! 子供に恥ずかしくない政治を!」と明記し、消費税ゼロ、大型財政出動100兆円による不況打破や、外国勢力侵攻からの防衛、巨大災害対策などを訴えています。
NHK党の新人・遠西愛美(とおにし・まなみ)候補37歳は「すべての国民はNHK受信料を支払わなくても大丈夫」と明記し、年金受給者の受信料を無料にする公約や、NHK受信料を不払いするための支援方法などを訴えています。
共産党の新人・前久(まえ・ひさし)候補66歳は「平和・暮らしに希望を」と明記し、消費税5%とインボイス中止、自民党の軍事費倍増への反対、最低賃金を全国一律1500円にすること、社会保障と教育の充実、原発ゼロと再生可能エネルギーの普及、男女賃金格差の解消などを訴えています。
また、県・選挙管理委員会では比例代表の選挙公報もあわせて作成し、選挙区のものと同様に、各家庭への配布とウェブでの公開を行っています。