環境大臣表彰の伝達式
2022年06月27日 19時01分
今年度(2022年度)の環境大臣賞の伝達式が、きょう(27日)和歌山県庁・北別館で開かれ、和歌山県で受賞した個人1人と1団体に、表彰状と記念品が伝達されました。
この表彰は、日本各地で地域の環境保全や、環境美化に顕著な功績のあった個人や団体を環境大臣が表彰しているものです。今年度は、東京の環境省での表彰式が新型コロナウイルスの影響で中止となり、各都道府県で表彰状が受賞者に伝達されました。
和歌山県からは、地域環境保全功労者に、有田川町(ありだがわちょう)の二川(ふたがわ)ダムに小水力発電所を設置し、売電した利益を住宅用太陽光発電費用の補助や環境教育などに還元する全国でも初めての取組みに尽力した、元・有田川町職員の中岡浩(なかおか・ひろし)さんと、地域環境美化功績者に、長年にわたって、街の花壇の整備や道路の清掃などに尽力した、和歌山市の特定非営利活動法人「花いっぱい推進協議会」が表彰されました。
中岡さんは「県や町民のおかげで、有田川町はエコの町として広く認識されるようになりました。 美しい自然や環境を受け継ぐためにも、この受賞を機に、気持ちを新たに取り組みたい」とあいさつしました。
花いっぱい推進協議会・代表の森川勝(もりかわ・まさる)さんは「会員数が一時激減した辛い次期もありましたが、 ずっと仲間と一緒に進んでこられて良かったです」と喜びを語りました。