【新型コロナ】県内66人感染 第6波収束へ

2022年06月10日 18時47分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(6/10)、未就学児から90代までの男女66人が新型コロナウィルスに感染したことを確認したと発表しました。感染者の累計は、亡くなった117人を含め4万2947人です。

きのうより10人増えましたが、前の週の同じ曜日より67人減りました。

直近一週間の人口10万人あたりの新規感染者は、和歌山県全体が56・3人で、60人を下回るのは、1月14日以来147日ぶりです。

県は、第5波のピークを下回ったとして、第6波が収束に向かっているとみています。

その一方で、クラスターが県内で新たに3件発生し、岩出保健所管内では、病院で患者4人を含む8人の感染が確認されているほか、保育所でも、園児2人を含む6人のクラスターが発生しています。また橋本保健所管内では、子ども園で園児6人を含む8人のクラスターとなっています。県内のクラスターは累計で390例となりました。

県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「感染者は確実に減っているが、感染者に占めるワクチンを3回接種した人の割合が増えてきているので、特に医療・介護に関わる職員は、症状があれば、出勤せず受診してほしい。また入院中や施設に入所中の患者に、発熱などの症状があった場合には、コロナを疑って検査してほしい」と訴えました。

きょう感染が確認された66人の保健所管内別の内訳は、和歌山市が29人、岩出と橋本が10人ずつ、湯浅8人、御坊7人、海南と田辺が1人ずつで新宮はゼロでした。

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