3年ぶり「郭家のあじさい祭り」はじまる
2022年06月04日 18時22分
和歌山市今福にある明治初期の洋風住宅で、国の登録有形文化財にも指定されている「郭家住宅」の庭で、きのう(3日)から、地元のボランティアが育てたあじさいの鉢植えが飾られる「あじさい祭り」が開かれ、来場者の目を楽しませています。
これは、郭家住宅の保存活動や発信に取り組んでいるボランティア団体「郭家住宅の会」が企画しているもので、新型コロナの影響で2年連続中止となっていましたが、今年は3年ぶり3回目の開催となりました。
郭家住宅の門を入ってすぐの芝生の庭には、会のメンバーや地域のあじさい愛好家が育てた紫や赤、白など、色とりどりのあじさいの鉢植えおよそ40鉢が並べられ、訪れた人たちは、写真で撮ったり眺めたりして楽しんでいました。
また、今年は初の試みとして、和歌山市毛見の濱口農園の協力を得て、新鮮な野菜を安く購入できる「mini新鮮野菜市」を開いたところ予想以上の盛況となり、期間中に販売する予定だった野菜は初日でほぼ完売したということです。
郭家住宅の会 代表の西山修司さんは「今年のあじさいは綺麗に咲いている。他では見られない、郭家の洋館とあじさいのコラボレーションをぜひ楽しんでもらいたい」と話していました。
「郭家のあじさい祭り」はあす(5日)まで開かれています。時間は午前9時から午後4時までで入場は無料です。