６月定例和歌山県議会は、きょう（３日）本会議が開かれ、森礼子(もり・れいこ)議長の後任に、自民党県議団の尾崎要二(おざき・ようじ)議員６９歳が第９２代議長に選出されました。

きょう開かれた県議会の本会議で、森議長と鈴木太雄(すずき・たいゆう)副議長が揃って辞職願を提出したことから、ただちに後任を決める選挙が行われました。議長選挙は、投票の結果、有効投票数４１のうち、尾崎議員が３９票、無効票が２票となり、尾崎議員が議長に選出されました。

尾崎議長は、海南市・海草郡選挙区の選出で１９８７年の選挙で初当選し、現在９期目です。この間、２００３年に議長を、このほか、県の監査委員や、決算特別委員会・予算特別委員会などの委員長を歴任しました。

就任のあいさつに立った尾崎議長は「多くの課題に直面するなか、公正な議会運営と活発な議論・行動力で県民の期待に応えたい」と決意を表明しました。

また、第９８代副議長には、自民党県議団の岩田弘彦(いわた・ひろひこ)議員６３歳が選出されました。岩田副議長は橋本市選挙区の選出で、２０１１年４月の県議会議員選挙で初当選し、現在３期目です。この間、文教委員会や経済警察委員会などの委員長や、県の監査委員などを歴任しました。

岩田副議長は「当局と議会が切磋琢磨(せっさたくま)し、尾崎議長を支えながら頑張りたい」とあいさつしました。

和歌山放送ラジオでは、きょうときのう（２日）の県議会本会議のもようを、このあと午後９時半から録音ダイジェストでお伝えします。