羽衣国際大学わかやまサテライト・市民講座開講
2022年05月31日 16時50分
羽衣国際大学わかやまサテライトが主催する今年度(2022年度)上半期の市民講座が、きょう(31日)から和歌山市で始まりました。
これは、大阪・堺市にキャンパスがある羽衣国際大学の授業を広く一般の人にも体験してもらおうと、大学が毎年開いているもので、今期で20回目です。
きょう午後2時から、和歌山市美園町の羽衣国際大学わかやまサテライトで開かれた市民講座では、人間生活学部 人間生活学科の光松佐和子教授が「クールジャパンが織りなす布」と題して講演し、18人の市民が参加しました。
講座では、クールジャパン戦略の視点から織物の魅力が紹介されたほか、技術革新によって機能性の高い衣服素材の開発が進んでいることなどが紹介されました。
ほかにも、経糸と緯糸を交互に一本ずつ組み合わせながら織っていく「平織」の構造を、ミサンガ作りを通して楽しく理解してもらおうと体験を交えた講座が展開されました。
参加した和歌山市の71歳の女性は「クールジャパンという言葉は知っていても内容までは知らなかった。講座を通して色々なことを学べた。参加して良かった」と話していました。
この市民講座は、テーマを変えて、来月も3講座が開かれる予定で、6月13日の午後2時から行われる「数字の読み方」についての講座のみ、申し込みを受け付けています。
受講希望の問い合わせ先は、羽衣国際大学わかやまサテライト、電話 073(424)7000 です。