和歌山県主催「デザイン経営」を学ぶシンポ・7月1日開催
2022年06月01日 16時54分
企業のブランド力向上の重要な要素として注目される「デザイン経営」を学ぶ、和歌山県主催のシンポジウムが、7月1日、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれます。
今年度(2022年度)の県の新政策のひとつに、県内企業への「デザイン経営」の普及啓発が含まれています。
デザイン経営とは、企業理念に裏打ちされた自分の会社の強みや技術力をデザインで表現し、商品や企業の価値やブランド力を高める経営手法で、経営陣にデザイナーを加え、戦略的な商品パッケージやウェブサイトなどでアピール度を高めていく取組みです。日本でも、経済産業省や特許庁などが主導して、中小企業への普及や啓発を進めています。
県が7月1日に開くシンポジウムでは、日本のデザイン経営の第一人者で工芸メーカーのコンサルティングなども手掛ける、奈良市の株式会社中川政七(なかがわ・まさしち)商店会長の中川政七さんが基調講演します。
続いて行われるパネルディスカッションでは、和傘(わがさ)やLEDサインなど和歌山ゆかりの地場産業の担い手らが、デザインを取り入れる意味や実例などを語ります。そのあと、参加者同士の交流会も行われます。
このシンポジウムは、7月1日の午後1時から、和歌山市のホテル・アバロームで開かれます。参加費は無料です。
参加方法など詳しくは、県・企業振興課のウェブサイトをご確認下さい。