湯浅町の近畿大学附属湯浅農場できょう（２８日）、このほど完成した新しい本館のオープンを記念したイベントが行われました。

近畿大学附属湯浅農場は、１９５２年（昭和２７年）に開設され、今年で７０年になることから、これを記念して本館の建て替え工事が行われ、このほど完成しました。

完成した新しい本館は、鉄骨造３階建て、延べ床面積およそ２０００平方メートルで、１階と２階には実習や研究のために訪れる学生らのための１００人が収容できる講義室や３つの実験室を完備しているほか、３階には宿泊室やカフェテリアも備え、学生や研究者の研修施設としても活用されます。

きょう（２８日）は、関係者らが出席して新本館開所式典が行われたほか、「ＫＩＮＤＡＩ（キンダイ）オープンファーム」と題したイベントが行われ、一般の人たちに施設が解放されました。

イベントでは、梅シロップづくりなどをはじめ、「１０分プチ教室」と題した体験授業などが行われ、家族連れらや農業関係者らで賑わいました。