紀の川市の保育所でノロウイルス感染症の集団発生
2022年05月25日 18時53分
紀の川市の保育所で複数の園児や職員が嘔吐や下痢などを訴え、岩出保健所ではノロウイルスによる感染症と判断して二次感染予防対策を指導しています。
岩出保健所によりますと、今月(5月)21日に、紀の川市立丸栖(まるす)保育所から複数の園児や職員が下痢や嘔吐を訴えていると連絡があり、調査した結果、今月(5月)20日から24日までに、園児11人と職員9人が症状を訴えていて、8人の便を検査したところ5人からノロウイルスが検出されました。
このため、ノロウイルスによる感染症と判断し、二次感染予防対策を指導しています。
なお、症状を訴えていた20人は全員が快方に向かっているということです。
県によりますと、県内でのノロウイルス感染症の集団発生は、今年に入って3件目ということです。