【新型コロナ】県内で新たに206人が感染、クラスター2件
2022年05月19日 18時57分
県はきょう(19日)、新たに206人の感染と2件のクラスターを確認したと発表し、累計の感染者は4万人を越えました。
県によりますと、新たに感染がわかったのは、乳児から90歳代までの男女206人で、保健所管内別では、和歌山市が104人、岩出が38人、田辺が27人、御坊が13人、橋本が10人、湯浅が7人、海南が5人、新宮が2人です。
前の日に比べ65人、前の週の同じ曜日より38人減少しました。
また、和歌山市の小学校で7人、御坊保健所管内の運動クラブで小学生5人の感染を確認し、県は、この2件を362例目と363例目の新たなクラスターとして認定しました。
累計の感染者は亡くなった117人を含めて4万150人となりました。
県内の累計感染者数が4万人を超えたことについて、県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「現在の第6波では、これまでの第5波の7倍くらいの感染者が発生している。ワクチン接種も進み、重症者は少ないものの、医療・介護系の施設に感染が持ち込まれると、高齢者や基礎疾患のある人に広がり、一定の重症者が出てしまうので、
注意が必要だ」と述べました。
また、感染の現状について、野尻技監は、「下降傾向にはあるものの、今週いっぱい様子を見る必要がある」と指摘しました。
人口10万人当たりの感染者数は、県全体で183・7人と、前の日に比べて4・1ポイント減少しました。
また、現在入院中は182人、病床使用率は29・6%で、宿泊施設や自宅で療養しているのは1428人です。