引き続き大雨に注意
2022年05月13日 17時51分
本州の南岸に停滞する前線と、前線上に発生した低気圧に向かって、南から温かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっているため、和歌山県では、あす(14日)の明け方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みで、和歌山地方気象台は、大雨に関する気象情報を出して、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。
気象台のアメダスによる観測では、きのう(12日)午前3時の降り始めからきょう(13日)午後4時までの降水量は、串本町(くしもとちょう)の潮岬(しおのみさき)で122・5ミリ、新宮市(しんぐうし)で112・5ミリ、田辺市龍神村(りゅうじんむら)の護摩壇山(ごまだんざん)で98ミリなどとなっています。
これからあすにかけて予想される1時間の降水量は、いずれも多いところで、和歌山県北部で40ミリ、南部で50ミリ、きょう午後6時からの24時間では、北部で120ミリ、南部で150ミリです。
気象台は、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。