和歌山市役所で「窓口わかりやすく」 9日から色分け
2022年05月09日 20時21分
和歌山市は、市役所での申請や相談が行いやすよう、1階の窓口の色を10種類に分けてわかりやすくし、きょう(5/9)から業務を始めました。
和歌山市では、これまで本庁舎の1階全体と2階の一部にある市民向けの窓口では、担当する業務の名称を、文字だけで示してきましたが、市民からは、「どこまでが同じ窓口かわかりにくい」といった声が寄せられていました。
このため、和歌山市は、申請や相談の窓口が一目でわかるよう、大型連休中に「ユニバーサルデザイン」に配慮した改修を行い、きょうから業務を始めました。
1階には、市民課と国保年金課があり、2番窓口の住民票は緑色、3番窓口の婚姻や出生届は青色、8番窓口の国民健康保険の加入は黄色などと、10種類に色分けされ、窓口の上部にあるサインと、フロアの柱に番号と業務内容が表示されています。
また、市民課の窓口については、これまでの日本語と英語に加えて、中国語と韓国語でも表記されています。
市役所を訪れた夫婦は、「カラフルで、はっきり、くっきりしているので、びっくりしました」「きれいで、お年寄りでもわかりやすく、色鮮やかでいいと思います」と話していました。
窓口の改修を担当した和歌山市管財課では、今年度中をメドに、東庁舎の1階にある福祉の窓口と2階の子育て関連の窓口も改修することにしています。