白浜で漁船が岩場に乗り上げ、船長が行方不明
2022年04月24日 15時49分
きのう(23日)午後、白浜町の岩場で、エンジンがかかった無人の漁船が見つかり、田辺海上保安部などでは、乗組員が海に転落したものとみて、捜索しています。
きのう午後2時すぎ、白浜町才野(さいの)の鴨居(かもい)漁港付近で、「エンジンがかかったままの漁船が、岩場に乗り上げていて、声をかけたが応答がない」という通報がありました。
このため、田辺海上保安部が調べたところ、岩場に乗り上げていたのは、1人乗りの漁船「第十二佐平(さへい)丸」7・9トンで、乗船していた田辺市の55歳の男性船長の行方が分からなくなっています。漁船のエンジンがかかった状態だったことなどから、船長の男性が、海に転落したとみて、海上保安部の巡視船艇や航空機、県防災ヘリ、船舶などが出て、捜索が続けられています。
漁船発見当時、現場の天候は曇りで、見通しは良く、南の風6メートル、波の高さは0・5メートルでした。